外人と日本人-イメージ

「日本人は外国人に比べて、ワキガの人が少ない気がするけど、実際どうなのかな?」

「外国人は独特なワキガ臭がする人が多いような気がするけど、気のせい?」

「日本人は遺伝的に外国人よりもワキガになりにくいって聞いたことがあるけど本当なの?」

そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、日本人がワキガ体質になる確率や遺伝子の違いによる外国人と日本人のワキガ体質の比率の違いなどについて、まとめてみました。

日本人がワキガ体質になる確率は?

こちらの記事でもご紹介しましたが、ワキガの原因となるアポクリン汗腺の数や大きさは遺伝によって決まります。

また、アポクリン汗腺の大きさや数は「ABCC11遺伝子」という遺伝子が関係していることが医学的な研究により示されています。

「ABCC11遺伝子」の特定の場所の塩基の組み合わせが、アデニン(A)だけの「AA」型か、グアニン(G)が含まれた「GG」または「GA」型かによって、ワキガ体質かどうかが決まります。

「GG」または「GA」型だとワキガ体質、「AA」だとワキガ体質ではないそうです。

この「ABCC11遺伝子」の特定の場所の塩基の組み合わせは、人種によって傾向がはっきり分かれていて、東アジアでは「AA」型が多く、「GG」または「GA」型は少ないことが知られています。

日本人の場合は「GG」または「GA」型、つまりワキガ体質なのは全体の約10~15%と言われています。

日本人と外国人のワキガ体質の比率の違い

米国人女性Rachelさんと日本人男性Junさん夫妻による人気のYoutubeブログ「vlog」に、

「Why Japanese don’t smell!体臭の違い(日本と欧米)

(どうして日本人の体臭は、私たちアメリカ合臭国人ほどきつくないのか?)」

というテーマの動画(日本語字幕付き)が投稿されて、話題になりました。

Rachelさんがこの動画の中で使用していたチャートによると、「ABCC11遺伝子」の特定の場所の塩基にグアニン(G)が含まれているのは、アフリカ人や欧米人が多いことがわかります。

ワキガと関連性のあるABCC11遺伝子の国別割合-画像

日本人の場合は20%を少し超えているくらいでしょうか。

アフリカ系、ラテンアメリカ系、ヨーロッパ系の人種と比べると、かなり少ないですね。

ですが、アジアの中では日本はワキガ体質が多いのかもしれません。

このチャートによると、ワキガ体質の中国人の比率は日本人の半分以下で、韓国人はなんと0%のようですね!

韓国にはワキガの人がいないのかもしれません。

Rachelさんの動画では、ワキの下、陰部、肛門、乳輪などに存在し、ワキガの原因となるアポクリン汗腺の多さについて、このようにわかりやすい図で表現されていました。

欧米人と日本人のアポクリン腺-イメージ

左側のアポクリン汗腺が多いのが欧米人、右側の少ないのがアジア人というイメージでしょうか。

外国人のワキガ体質が多いから気にしなくてもOK?

日本人はワキガ体質が少ないせいか、ワキガ臭を不快に感じる人が多く、ワキガのせいで子供の頃からいじめに合うことも多いようです。

(参考記事:ワキガで子供がいじめられている!親として出来る3つの対策

ワキガ体質の比率が高い国では、ほとんどの人がワキガなので、いじめられたりすることはなさそうですよね。

ほとんどの人がワキガという国では、ワキガを気にしなくても大丈夫なのでしょうか?

実はそんなことはないようで、特にアメリカ北部は体臭に敏感な人が多く、ドラッグストアやスーパーの棚一面にデオドラント商品がずらーっと並んでいるそうです。

「ワキガでデオドラントしない人」は”B.O.”(body odor=「体臭」の略)と呼ばれて、嫌がられるとか。

ワキガ体質の人が多い国だからといって、ワキガ臭のケアをしなくてもいいということではないようですね。

日本人と外国人のワキガの比率の違いまとめ

今回は、日本人がワキガ体質になる確率や遺伝子の違いによる外国人と日本人のワキガ体質の比率の違いなどについて、まとめてみました。

【この記事のまとめ】

  • ワキガ体質の比率は人種によって異なる
  • 日本人のワキガ体質の比率は約10~15%
  • アフリカ系、ラテンアメリカ系、ヨーロッパ系の人種では、ワキガ体質の比率は90%以上
  • 日本よりも中国や韓国の方がさらにワキガ体質の人は少なく、韓国は0%と言われている
  • ワキガ体質の比率が高い国でもデオドラント製品を使用したワキガのケアをしないと嫌がられる

遺伝によって決まってしまうワキガですが、消臭剤や消臭クリームなどを使って、匂いを消すことは十分可能です。

現在はワキガ対策用の消臭剤など、良い製品がたくさん販売されているので、気になる方は上手に利用して、匂いを気にすることなく、積極的に毎日を楽しみましょう!